社内研修の必要性

社内研修とは、書いて字の如く社内で行われる研修のことです。
その内容は研修によってさまざまですが、社会人としての、あるいは業務遂行のためのスキルアップを目的としているのはどの研修にも共通して言えることです。
スキルアップのための取り組みをただ行うのであれば、なにも社内研修でなくとも個人で学習するだけでも良いかもしれません。
しかし、社内研修という手段で行うことに意義があります。

社内研修の内容が様々あるように、それぞれに適した学習方法というものも様々あります。
ビジネスマナーや意識改革、またリーダーシップスキルなどは、個人学習でも見に付けられるスキルではあります。
しかし、個人学習では不充分なものもありますね。
例えば、ファシリテーションや業務上の問題解決能力に関する社内研修は、集団で行うことでより良い方法を導き出していけるものです。
また、“ホウレンソウ”やクレーム対応の徹底、社内風土の変革などは、組織を挙げて取り組む必要がある内容です。

これらの集団や組織に関する社内研修は、社内研修だからこそ効果的に能力が高められるものです。
個人学習のものであれば、社内ではなく社外で行われるセミナーも数多くありますが・・・しかし、そんな個人学習で充分な内容のものであっても、同じ環境にいる同僚とともに受講することで、互いに切磋琢磨してスキルアップを目指していける効果もあります。
個人の能力を高めるためには、集団や組織単位での努力が必要ということです。

現在では、個人のスキルアップを目指せる社外でのセミナーも豊富ですが、以上のような社内における研修(それを行う企業)もどんどん増えてきています。
これは、企業全体の、あるいは企業そのもののスキルアップが必要と考えられていることの証でしょう。

役割・階級を問わない社内研修

社内研修にも様々な種類がありますが、それらの種類を大別すると役割や階級に関係なくビジネスマン全般に必要な内容のものと、役割や階級に応じて必要な能力を養うための内容の2種類に分けられます。
以前に社内研修の種類としてご紹介したうち、新入社員や管理職、またコーチングが目的のものは後者の方です。
対し、ビジネスマナーやプレゼンテーションに関するものは前者にあたりますね。
これらをもう少し細かく分類しましょう。

前者の役割や階級を問わない社内研修の中でも、更にビジネスの基礎編と応用編に分けられます。
それぞれに該当する社内研修の例は以下の通りです。

■役割・階級を問わない内容■

【基礎編】
・ビジネスマナー
・ビジネス文書スキル
・電話応対スキル
・問題発見・開発スキル
・5S(整理・整頓・しつけ・清潔・清掃)
・CS(顧客満足)
・ビジネス計数
・キャリアデザイン

【応用編】
・マーケティング
・プレゼンテーション
・クレーム対応スキル
・原因分析
・CS(顧客満足)
・プライシング戦略
・ビジネス計数
・セルフ・エンパワーメント
・法律実務

以上のうち、基礎編は立派な社会人に仕立て上げるための内容、応用編は社会人としてのスキルを更に高めていくための内容と言えるでしょう。

もちろんですが、上記で挙げた社内研修で全てではありません。
これらは数ある種類のうちのほんの一部であり、主とするテーマや業種によってビジネスの基礎編、応用編といえる社内研修はいくつも考えられるでしょう。

社内研修の計画を立てる

社内研修に限らず何事においてもそうですが、何かを行うにはそのための計画を立てなくてはなりません。
計画というと時間や期間的な予定を考えるでしょうが、ここで言う計画とは社内研修に必要な計画事の全てを指しているとお考えください。
時間・期間はもちろんのこと、社内研修の目的、前準備、内容の立案、方法、後処理などです。

社内研修とそれとヘルプデスクもですが、これらは新たなシステムを導入する際や定着化を狙った場合、ほぼ必ずと言って良いほど必要になることです。
これらの重要なポイントを抑えておき、効果的に社内研修が進められるよう計画を綿密に立てましょう。
ただ、社内研修にもいろいろとあります。
目的が上記に挙げたようなシステム導入やそれらの定着化である場合、社員のスキルアップやビジネス心理学による意識向上、また社内における人事を目的としたものとは、当然ながら異なってきます。

さて、社内研修の計画を立てるには、まずは外堀を固めなくてはなりませんね。
無の状態から内容などは決められません。
計画を立てるにあたって、いくつか定めておきたいポイントがあります。

・社内研修の目的
・どう計画を立てていくか
・必要なこと、準備内容
・効果的な研修方法は?
・具体的研修内容・方法

ここで忘れてはならないことがあります。
上記で社内研修の目的によって異なるとは述べましたが、共通点もあります。
それは社内研修とは少なからず社員のスキルアップにつながるということ。
たとえ新システムの導入であっても、そのシステムについて詳しい知識を付けるということがスキルアップでもあるのです。
社員のスキルアップということは人材育成ということでもあります。
すると、芋づる式に人事にも関係してくることがお判りでしょう。
社内研修の計画は当の担当者だけでなく人事担当者とも連携をとって進める必要があるということです。

講師派遣サービスについて

社内研修を行うからには講師が必要です。
社内での、または社員を対象とした研修とはいえ、講師を自社でまかなうのは以外にも大変なことです。
業務の進め方といったその会社ならではの流れを教えるだけなら、既存の社員や上司が直接教えるべきですが、これでは単なる業務指導ですね。
本当の意味での社内研修というものは、会社や業務内容に特に限ったことではない、社会人としての在り様や仕事に対する考え方・姿勢、そして人間的なスキルアップなどを目指した内容となるのです。
そのため、まずは講師自身がビジネスマンのプロであり、また精神的な意味での先輩である必要があるのですが・・・そういった能力は例え上司とはいえ誰でも持っているものではないのです。

これまで、当サイトでも社内研修について数々の内容例などをご紹介してきましたが、実際にそれらを進めるとなると、なかなか思い通りにはいかないでしょう。
でしたら、講師の役目をプロに頼んでみてはいかがでしょうか?
そう、コンサルティングを依頼するのです。

日本には社内研修の内容や進め方を指導してくれるサービスも数多くありますが、指導だけでなくそもそもの講師の役目を担ってくれる、講師派遣のサービスもあるのです。
あなたの会社なら、どのような講師をご希望でしょうか。
コーチング資格保有者でしょうか?それともNLPトレーナーでしょうか?または、ビジネスで大成功を収めた経験のある人でしょうか・・・?

講師派遣サービスとは言っても、なにも派遣するだけのサービスではありません。
社内研修は一度行ってしまえばそれで良いというものではありませんので、今後に向けた内容の相談などを承っているところもあります。
また、コンサルティングとはいかないまでも気軽な社内研修をも行ってもらえますし、講師を目指す方々のためにNLP資格に繋がる講座を開いているところもあります。
つまるところ、社内研修の方法にも様々あるということです。

社内研修の具体的内容

社内研修の具体的内容をご紹介いたします。
以下、手法については詳しくは述べていませんが、コミュニケーションに関する内容の多くにNLPを元にした方法が組み込まれています。
また、プレゼンテーションについてもNLPが効果的に利用されていることも珍しくありません。

【ビジネスマナー】
・ビジネスマナーの基本
 ビジネスにおけるマナーの必要性を学び、基本的なマナーを修得する。

【ビジネスコミュニケーション】
・コミュニケーションの基本
 速やかな業務遂行を目的として、情報のやり取りを効率的に行えるコミュニケーションスキルを修得。同時に、各自のスケジュール管理とホウレンソウ(報告、連絡、相談)の徹底。
・信頼関係
 上司と部下の信頼関係、また顧客や取引相手との信頼関係を構築する方法。
・ネゴシエーション
 自分の意見や考えを主張する方法。

【組織の一員として】
・自立(自律)
 支持されて行うのではなく、自ら考えて動くためには。
・組織について
 部下として上司が思い描く成果を挙げる方法。そして、良好な上下関係を築き上げ、パートナーシップを取るにはどうしたら良いか。
・チームワーク
 自分の意見を提案しながらも、協力して成果を出していくには。
・ミーティング
 効果的なミーティング方法など。

【ビジネススキル】
・ビジネス文書
 提案書を始めとした文書の作成方法や、それらに必要な表計算といったドキュメントの使用方法を学ぶ。
・プレゼンテーションスキル
 単なる発表ではなく、聴き手に興味を抱かせるプレゼンテーションの方法を修得する。

社内でマネジメントゲーム

社内研修を行うからには効果がなくてはなりません。
しかし、社内教育を進めようにもなかなか効果があがらず、悩んでいる方も多いことでしょう。
社内教育で重要なのは小難しい話を時間をかけて聞かせることではありません。
そのような社内研修では、眠気を引き起こして肝心のことが身に付かなくなるのも無理はないでしょう。
真面目さや厳かさにとらわれることなく、社員自らが取り組める社内研修を考えなくてはなりません。

そのための内容としてお勧めしたいのが、ゲーム形式の社内研修。
中でも、マネジメントゲームについてご説明したいと思います。
何故マネジメントかというと、社内で過ごす誰にとっても、少なからず企業革新の夢を抱いていると考えられるためです。
一見社内のことには無関心を装っているように見えても、仕事を行うにあたって成功させたい気持ちはあることでしょう。

また、マネジメントゲームは経営を麻雀に例えたようなゲームなのですが、そこには最新鋭のマネジメント技術が組み込まれています。
まどろっこしい講義を聞く必要もなく、効果のある技術をゲームを通して練習できるのです。
ちなみに、組み込まれている技術とは「マトリックス会計」と「戦略MQ会計」の2つです。
自然とこれらの技術が身に付くことによって、特に意識しなくても仕事上で活用することが可能となります。

マネジメントゲームの効果は、期待されるものとしては
・経営力が高まる
・戦略会計技術が身に付く
コミュニケーション能力があがる
・積極的な考え方ができる
など様々なことが考えられますが、これまでの例を見てみると期待以上の効果が上がっていることがよく判ります。
仕事に対する姿勢が変わる、若々しい行動力が身に付くなど、まるで性格そのものの革新にも役立っているようです。

社内研修受講者の意識調査、その2

前回述べたとおり、社内研修に対する関心度は決して低くはありません。
社内研修の必要性を感じている人の割合は83.6パーセント。
必要性を感じていない人の中でも、その理由は「時間がもったいない」や「内容が役立つと思えない」といったものが多く、それらを解消できる社内研修であれば関心度が高くなるとも考えられます。

実際の社内研修についてのアンケートを見てみると、参加意識が高い内容の社内研修は、スキルアップやマネジメントを目的とした研修。
つまり、実務に直接関わる可能性の高い内容の社内研修に、特に関心が高まっていることが判ります。

また、社内研修のスタイルによっても参加意識が異なっているようです。
受講したいと思うスタイルの社内研修は
第3位:eラーニング・・・24.45パーセント
第2位:体験型(ワークショップ)・・・24.93パーセント
第1位:外部からの著名人を講師とする研修・・・41.67パーセント
以上となっています。
このように、従来の座学型よりも、スタイルを特徴的としている社内研修に関心が高まっています。
ちなみに、他の人気のあるスタイルは、グループディスカッションのものや少人数制のものなど。
どちらも座学型に比べて内容が身に付きやすいスタイルと考えられるでしょう。

社内研修の問題点は、学んだ内容の持続期間です。
研修内容を実務に活かせるのは大半の人が2週間程度となっており、事後フォローの必要性が挙げられるようになってきています。
中でもeラーニングでのフォローアップが多く希望されており、これについても時間の節約を重視されているという傾向がみられます。

社内研修受講者の意識調査

社内研修は企業・会社における教育の方法として必要不可欠なものです。
開催する方々は、効果的な社内研修のために日々精を尽していらっしゃるのでしょう。
では、社内研修を受講する方々から見ると、内容などに対する満足度はどうなっているのでしょうか。

ここに、社内研修に対する意識について調査を行ったアンケートがあります。
3年前の10月に行われたもので、対象者は20歳以上のサラリーマンやOLです。
(内訳:20歳代25.2パーセント、30歳代25.2パーセント、40歳代25.3パーセント、50歳以上24.2パーセント)
このうち、社内研修を受講した経験がある人が72パーセントで、社内研修を必要と感じている人が83.6パーセントいらっしゃいました。
社内研修の参加割合や関心度は、全体的に高いことが判ります。

では、社内研修の必要性を感じていない人々の理由として、「時間がもったいない」という意見があり、これは管理職の方々に多く見られました。
中間管理職という多忙であるがゆえの特性により、なかなか積極的に社内研修に参加できないという現状があるのでしょう。
しかし同時に、これらの方々の中でも、興味のある社内研修があれば受講したいと考えている人の割合が70パーセントに上ることが判っています。
職業や年齢に関わらずその傾向はあり、多くの方が社内研修そのものを賛成する意見を持っていると言えるでしょう。

以下、その他の社内研修に必要性を感じない理由です。
「面倒」
「内容が役立つと思えない」
「興味のない内容のため」
「強制的に受講させられているため」
「受講内容の活かし方が判らない」
・・・etc

社内研修の目的

社内研修には様々な種類がありますが、それぞれの社内研修によってそれに合った目的やテーマがあることでしょう。
しかし、どんな種類でも一貫した社内研修の目的というものがあります。

①業務のボトムアップを狙っての教育
業務を効率的に進めるためには、社員のうち誰かが能力に秀でていればよいというものではありません。
社員全体の業務レベルを一定水準に保つことが求められます。

②新入社員の教育
こちらは社内研修の目的は基本でしょう。
教育内容のなかでも、まずひとつ、ボトムアップや必要最低限の知識をつけるための「知識講習」があります。
そしてもうひとつが、社会人としての振る舞いを学び直す「矯正教育」です。

③中堅社員のレベルアップ
ここでもボトムアップは重要な目的ですが、この場合はさらに実践的な社内研修となることでしょう。
また中堅ともなると管理職への登用といったステップアップも視野に入れなくてはならなくなります。

④スキルアップ
ここでいうスキルアップは、特に新事業を進めるための知識や技術となります。
新しく始めることは、知識講習や実地研修などで事前に教育しておかなくてはなりません。

⑤実践力を鍛える
社内研修で最も大切なのが、もっている知識やスキルを実際に活用する力をつけることです。
社内研修の内容としては、ロールプレイングやOJT等での実習となります。
ただし、この場合社内研修とはいっても実際に業務を行いつつ鍛えることになるのですから、これに取り組む姿勢も社内研修ではなく業務として考えなくてはなりません。

接客・接遇マナー研修

 ビジネスマナー研修とひとことに言っても、マナーにもTPOに応じてさまざまにあります。研修によっては、新入社員向けのものから初級・中級と段階に踏んで社内で鍛えられるものも。
 今回ご紹介するのは、接客や待遇を主としたマナーに関する研修で、どちらかというと接客業に通じるものがあります。社内研修とは少し異なりますが、あなどるなかれ、接客業に必要とされるマナーは社内におけるマナーの基本とお考えください。接する相手の対応方法という点ではなんら変わりありませんからね。
 接客におけるマナーを学ぶということは、社内におけるマナーの基本を学ぶということでもあります。これから学び取り、社内に活かせることは多分にあることを充分に御承知ください。

【接客・接遇マナー研修】

■ねらい・目的
 接客の基本となるマナーを知る、心をこめて対応できるマナーを身につける、高レベルな接遇マナーの修得、ビジネスマナーの復習、など。

■プログラム例
①第一印象(見た目)
 ・相手から見た身だしなみ(オシャレとの違い)
 ・化粧、髪型、服装のポイント
 ・相互チェック
②挨拶
 ・好印象となる挨拶
 ・さわかやさを出すポイント
 ・感謝を伝え、再来を促す方法
 ・お辞儀の姿勢、タイミング
③聞き方と話し方
 ・基本の発生方法
 ・声をかける方法
 ・相手の本音を読む
 ・会話を繋げる効果のあるフレーズ
④立ち居振る舞い
 ・しぐさに気を遣う
 ・姿勢(立ち方、座り方、歩き方など)
⑤まとめ